ドタバタ出産記

私は里帰り出産でした。

そのため、普段の検診は出産する病院とは別の自宅から近い所に通っていました。検診で行く病院はいわゆるセレブ病院といった感じでとても綺麗なところでした。検査器具も最新のものでエコーも4D機能がついていて、毎回の検診が楽しみでした。

それから、特に大きな問題もなく臨月に入ったため、実家に帰りました。そこで、初めて出産する病院へ行ってみると、度肝を抜かれました。とてつもなく古くて汚い病院だったのです。待合室のイスはパイプイスで、診察室も学校の保健室のようでした。先生もよぼよぼなおじいさんでボソボソと何を言っているのかわからない感じでした。それまでのセレブ病院とのギャップにショックを受けましたが、田舎の町にはその一件しか産婦人科はなかったので、私は「よしっ、ここで元気な赤ちゃんを産むぞ。」と決心しました。

そして予定日から5日が過ぎた日に破水しました。それから病院に行き、促進剤を打ちました。たまたま仕事が休みだった旦那さんも間に合い、立会い出産することになりました。しかし、なかなか子宮口が開かず、今日は生まれないと言われ旦那さんが帰ろうとした時「あれ、頭が出てる!」と助産師さんが焦り始めました。そこで出産準備のためにドタバタしていて、部屋には旦那さんと2人きり。2人で必死に力んでいると、先生が到着しそれから間も無く息子が誕生しました。予想外のドタバタ出産になりましたが、助産師さんもいい人で入院食事も美味しくて、母乳ケアもしっかりしてくれて、この病院で出産してよかったなと思いました。

2人目を妊娠してもこの古い病院で出産したいです。